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たけのこ通信(令和3年度)

 
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このシーズンの若竹の家と言えば……!?
2022-03-22
ここ数日は20℃を超す日もあれば、10℃ぐらいの日もありました。
若竹の家では、高校3年生の子どもたちが退所する時期となり、児童・職員で見送りをする際には寂しさや今後への応援の気持ちなど複雑な思いとなります。
毎年多くの方々より、退所する児童のためにご寄付・ご寄贈いただきますこと、心より感謝申し上げます。
 
さて、3/1の記事にもありますが若竹の家の春と言えば“桜”
写真を撮影した3/20にはちらほらと桜の花が咲き始めました(上手く撮れませんでした……)。
今年は蕾が例年と比べると1つ1つが大きな気がします。
 
3/22西日本新聞の朝刊1面に、桜の開花が徐々に早まってきていると書かれていました。
本施設でも確かにその通りだなと思いますが、九州の広範囲で現在は卒業式後の時期に開花し、入学時期には葉桜になっているようです。
卒業~入学までの期間は1ヶ月ほどありますので無理もあるかと思いますが、できるだけ長く花を咲かせてほしいものです。
 
寒暖の差が激しいこの時期には……
2022-03-01
 はやいもので2022年ももう2か月が経過。コロナ第6波で対応に苦慮しているところです。
 
 そんな中、施設脇の階段付近には様々な草花が芽を出し、花を咲かせています。
子どもたちは幼稚園や小学校で習ったのか、蜜を吸ったり、オオバコ相撲をしたりと草花と戯れています。
 暦の上では春になっていますが、まだまだ朝晩は冷え込むことが多く、風邪をひきやすい季節です。
また、柚木地区は山間部であるため、施設の近くにも杉の木がたくさん。花粉症の子どもたちはティッシュが欠かせない毎日です。
 今年も施設を囲むようにある桜の樹には蕾がたくさん(これは次回のたけのこ通信の話題にさせてください……)。コロナ禍でなかなか外出ができない日々ですが、美しい景色・草花を見て少しでも子どもたちの心が落ち着きますように…。
 
これは……なんだ?? part2
2022-02-06
2021.06.10のたけのこ通信に、中庭の砂に子どもたちが描いた絵を紹介しました。
子どもたちが日々制作するものには何らかの意味があり、それを何かな?と考えながら時には一緒につくったり、見守ったり、としています。
 
今回も前回と同じ幼児が制作したこちらの写真。
みなさんはなんだと思いますか??
 <ヒント>
 ・食べ物
 ・S~Lなど、様々なサイズがある
 ・子どもたちが大好きなもの
 ・パーティなどでよく提供される
 
2022年がスタート!
2022-01-02
 本HPをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます
 2021年はホームページを再構成し、少しでも皆様に本施設を知っていただきたく邁進してまいりました。
 今年度はより、皆様に本施設の運営や生活をしている子どもたちをご理解いただけるよう、工夫を凝らしていきたいと考えております。
 
 年末年始は底冷えするような寒さがあり、全国では大雪となっている地域もあると報道があっております。
 気象情報を見ていても日々変化し、予測がつきにくいこともあるかと思います。どうか皆さまお気を付けください。
 
 さて、本施設では毎年元旦は「元旦の式」を開催しており、入所している子どもたちに加え、退所したOB・OGも自由に来ていただき、新年ならではの雰囲気がありました。しかし、クリスマス会同様、昨年・今年と中止になり、子どもたちはそれぞれのホームで正月料理を楽しみました。そんな中、OB・OGがコロナ対策をしたうえで来所してくれ、顔見知りの職員
子どもたちと話ができ、一つの「家庭」らしさが出たのではないかと思います。
 
 あるホームでは少しでもイベントをとのことで、昨年12/31深夜~1/1元旦にかけて、近くの藤山神社で初詣に出かけたり、別のホームは市内の別の神社へ初詣に出かけたりとしたとのことでした。
 今年は「寅年」。子どもたちはこの1年にどのような願いを込めたのでしょう……??
 
 今年も社会福祉法人若竹寮児童養護施設若竹の家を、どうぞよろしくお願いいたします。
 
もうすぐクリスマス
2021-12-10
 はやいもので、2021年ももうあと20日。12/25はクリスマス
 毎年、米軍の団体様をはじめ、多くの方々にご協力いただき、クリスマス会を実施しています。昨年はコロナ禍のため各ホームでのクリスマス会を実施し、今年も同じ形式で予定しています。これまでの施設主催のクリスマス会は学校の先生方にも来所していただき、子どもたちの手品やダンス披露があり盛り上がっていたのですが……。コロナが落ち着いてきたら再び大勢でクリスマスを楽しみたいものです。
 
 さて、今年は管理棟の玄関に大きなクリスマスツリーが先日栄養士が飾りつけをしてくれ、幼稚園から降園した幼児さんたちは「きれい!」と言いながら早速飾りを手にしていました……
 
 また、あるホームの壁面には、手作りの大きなクリスマスツリーが!子どもたちは欲しい品物を書いて、「サンタさん来てくれるかな」とワクワク。「音楽プレーヤー」「(とあるアニメの)剣」「(とあるゲーム機の)カセット」「ドローン」「ラジコン」などなど、子どもたちは年に1度の大きなプレゼントがもらえるのではと期待していました。
 クリスマス会の後、眠りについて翌朝には願ったプレゼントが……
 
かわいらしい壁飾りをいただきました!
2021-12-03
 「かわいい!」「どうやって作っとらすと?」と子どもたちの目に留まったのは、柔らかな掲示物。東京の「ひとひらの会」様が本施設のホームページを見たとのことで、寄贈いただきました。
 
 私は詳しくなかったのである職員に聞くと、「刺繍(ステッチ)」と教えてもらいました。調べてみると「ランニングステッチ」「バックステッチ」「アウトラインステッチ」「サテンステッチ」「チェーンステッチ」「ブランケットステッチ」「レゼーデイジーステッチ」など様々な縫い方があるようです。
 
 夏休みにある中学生が取り組みたいと言っていたため、その子は学校から帰所して玄関に飾ってあるクリスマスのステッチをみて「え、これ作ったと??」とハイテンション。寄贈品としていただいたことを伝えると、「やってみたい!」とやる気満々でした。また、ある男の子は「部屋に飾りたい!」と作品を手にしていました。
 
 本施設の壁には職員や実習生が作成した制作物が掲示されています。今回いただいた作品は子どもたちの心に癒しを与えてくれ、私たちも一緒になって作品を鑑賞させていただきました。「ひとひらの会」様、ありがとうございました。
 
追記
後日、ひとひらの会様よりお手紙をいただき、こちらのステッチは「クロスステッチ」とのことです。また、お菓子のツリーは今年初めての作品“第1号”を本施設に送ってくださったとのこと、重ねて感謝申し上げます。
 
 
早いものでもう年末に…
2021-11-23
今年も残すところ1ヶ月少し。
年末に向けて少しずつ施設内では清掃や大掃除の下準備に取り掛かっています。
 
施設がある柚木地区では「放課後子ども教室」が頻繁に開催されており、施設の子どもたちも参加させていただいています。
写真は先日開催された「しめ縄づくり」での完成品。
日本全体として「四季」を大切にすることが徐々に薄れてきているように思えますが、柚木地区では凧揚づくり・凧揚げ大会など新年のイベントも用意されており、子どもたちは毎年楽しみに参加させていただいています。
若竹の家では新年は「元旦の式」がありますが、2021年・2022年の元旦はコロナ禍で中止に。
この子どもたちが作ったしめ縄が新年にむけて少しずつ気を引き締める意味でも、重要な役割を果たしそうです。
 
コロナ禍ではありますが、子どもたちが何かしら楽しむイベントを用意してくださっていることは非常にありがたいことです。
これから徐々に気温が下がってきています。みなさんも体調管理には十分お気をつけください。
 
秋を見つけに……
2021-10-03
朝晩の冷え込みが激しくなってきていますが、日中は30℃前後の暑い日々が続いています。
 
コロナ第5波も収まり、冬に向けて第6波とならないよう……施設内でも感染症対策に十分注意をしていきます。
さて、「秋」といえば皆さんは何を思い浮かべますか??
 
子どもたちは、「焼き芋!」「栗!」「まつぼっくり!」「どんぐり!」「柿!」と食べることができるもの・遊びに活用できるものを考えていました。
先日、施設から車で15分ほどの烏帽子岳に“秋さがし”にでかけました。
子どもたちは最初は恐る恐る木々が生い茂る森の中へ入っていきましたが、慣れてくると「ここに栗が落ちてる」「キノコがあったよ!」と見つけたものを次々に教えてくれます。
木を見つけては、「これ、恐竜に見える!」「目と口ここ!!」と目を輝かせていました。
大人が見つけることができない小さな気づきを、子どもたちはたくさん発見してくれます。
 
“秋”だからこそ体験することができるものもたくさんあります。
できるだけ多くの経験ができるように、コロナ禍ではありますが、体験ができる機会を増やしていきたいと思います。
今回は紅葉を見ることはできませんでしたので、「また行こうね!!」「今度は俺と2人で出かけてよ~」と子どもたちはすでに次の外出機会を楽しみにしていました。
 
夏休みはたくさんの作品が部屋に溢れます……
2021-08-31
猛暑が続いたと思えば、次は秋雨。と思えばまた……。
子どもたちは8月末は宿題を終わらせることで必死。
職員に「ねぇ、工作しよう!」「絵を描きたいんだけど……」と誘う声がよく聞こえてきます。
 
この作品は小学生の工作
1枚目・2枚目の作品は職人さんが使用されている道具箱。
職員と一対一で知恵を絞りながら、真剣な表情で作り上げていました。
3枚目は以前も紹介した「自動販売機」を作った子の最新作のUFOキャッチャー
「ここは、こうするとよ!」「ここを初めて作れたっちゃん!」と自慢げに作品の解説をしてくれました。
 
自分自身が「やってみたいな!」「これどうするんだろう?」と抱いた気持ちは必ずいつか、大きなものにつながると信じています。
コロナの第5波は収まる気配がありません。みなさんどうかストレスをためすぎないようにお過ごしください。
 
みなさまのご協力に感謝いたします。
2021-08-27
本施設では寄贈・寄付を受け付けております。
毎年、多くの方々にご協力をいただき、本施設の運営に役立たせていただいております。
 
寄贈いただいたものをあまり紹介する機会はないのですが、一例として、
「洋服」「おもちゃ(屋内外)」「果物」「野菜」「米」「お菓子」「本」「電化製品」などなど、施設にはたくさんのものが届きます。
 
今回ご紹介した写真は、施設のホームページを見ていただいた方からいただいた本2冊です。
子どもたちに本を紹介すると「読んでみたい!」「いつ貸してくれる?」と質問攻めに。
私自身も読んだことがない本ですので、子どもたちの後にでも目を通してみたいな……と思っております。
 
いつも本施設の運営のご協力をいただき、ありがとうございます。
寄贈は随時受け付けておりますので、ホームページの「お問い合わせ」や本施設まで電話していただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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