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たけのこ通信(令和4年度)

 
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ラジオに出演してきました!
2022-08-30
8/27に地元FM局のはっぴぃ!FM「アサカツ!」に協和商工株式会社様にご紹介いただき、1時間出演してきました。
パーソナリティのななこさんが当施設のことや児童養護施設に入所している子たちのことについて引き出してくださり、話をしてきた職員としても実のある時間となりました。
 
なかなか「児童養護施設とは?」と問われると、どのようなところか答えることが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大学で講義をする際にも、施設見学で説明をする際にも「児童養護施設はどんなところか知っていますか?」と必ずお聞きします。
なかには「学校」「学童クラブ」「放課後デイ」などと類似するところと思われている方もいらっしゃいます。
「児童養護施設」については、当施設HPトップページに資料を掲載していますので、ご覧いただけると幸いです。
 
 
どうしても入所している子どもたちを“守る”ためには、児童養護施設は閉鎖的になりがちです。
そんな中、前年度・今年度と2度に渡り、施設を地元FM局にて広報いただける機会をいただけたことは非常にありがたく思っています。
今後もこのような広報の機会を頂きたく思っておりますし、また大学等の教育機関や地域の皆様の前でお話しできる機会ができたらとも考えているところです。
 
私たち職員は入所している子どもたちが少しでも成長することができるよう、多くの方のお力をお借りできればと考えています。
今後とも多くのご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
若竹の家夏休み作品展
2022-08-01
今年の夏休みも半分ほどが経過し、子どもたちは「今年は暑い……」と言いながら元気に外遊びをしています。
昨年度のたけのこ通信でも紹介した施設長が用意してくださったプールに幼児から小学生(時々中学生も……)入り楽しそうに過ごし、“涼しい”夏を過ごしています。
 
自由研究や工作も徐々に取り組み始め、提出期限までには間に合うか……不安な子もいますが、施設内は少しずつ作品が並びにぎやかになってきています。
 
今回紹介するのは中学生の女の子が作った美味しそうな紙粘土細工
マリトッツオ、トゥンカロン、、、難しいカタカナ語が並び、私たちはなかなか覚えることすらできません。
あるジャニーズグループのカラーにあわせて作ったとのことで、みなさんわかりますか……?
 
余った紙粘土でおにぎりくんもつくったそうです
 
もうすぐ夏休みι(´Д`υ)
2022-07-19
今年度も約3か月半が経過し、もうすぐ夏休み
佐世保市では今年度より2学期制から3学期制に戻り、2学期の開始が8/29と少し夏休みが短くなります。
 
子どもたちは少し残念がった様子ではありますが、それよりも休みが続くことの喜びの方が大きいようです。
 
「今年は工作なんにしようかな~」「自由研究手伝って~」など、夏休みの宿題についての不安も口にしています。
昨年度より夏休みの友が薄くなり、教科学習のほとんどは市販の問題集からの出題となっており、時代の流れとも感じるところです(佐世保市外の方にはなかなか伝わりにくい話題かもしれませんが……)。
 
若竹の家に建設されたアパートからはたくさんのツバメの雛が巣立っていき、施設の外は少し静かになりかけています。
そんな中、暑さにも負けない子どもたちのにぎやかな声は、施設の雰囲気を明るく変えてくれると信じていますsmiley
 
今年は猛暑となるでしょうか……
2022-07-02
 今年は梅雨明けが例年よりも早く、佐世保市内の奥地にある柚木の地でも最高気温が34℃近くなる日もあります。
子どもたちは「暑い」「暑い」と言いながらも、徒歩での登下校を頑張ったり、日差しが強くない日は中庭で遊んだりとしています。
 
 昔(と言ってよいのかわかりませんが)と今では肌に感じる暑さに違いがあるなと感じる日々です。
熱中症警戒アラートも確認しながら、子どもたち・職員ともども熱中症にならないよう、気を配っていきたいと考えています。
 
 写真は施設が少しでも明るくなれば……とおもい私が植えたお花。
100円均一で購入してきた花の種を数種類植えてみたところ、現在3つの花が咲いてくれました。
これらの花も暑さに負けじと頑張っていますが、今年の長い夏に耐えることができるのか……。
子どもたちと同じように、お花も大切にしていきたいものです。
 
今年も建築ラッシュ!
2022-06-01
 敷地内に今年も小さな戸建て住宅がたくさんでき、小さな子どもたちが顔を出しています。
 昨年と同じところに巣を作り、朝から夕までかわいい声が聞こえてきます。
 徐々に若竹の家の風物詩になりつつあります。
 
 小学生は理科の授業で使用するようで、写真をたくさんタブレットで撮影していました
 
新聞配達……!?
2022-05-01
 ある日の朝、朝刊を受け取りに管理棟の玄関を入ると……、なんと赤い小さな新聞配達の方が。
 ドアが閉まっているのにも関わらず、どのようにして玄関内に入ったのでしょうか……??
 
 本施設は山間部にあるため、時折施設内にも生き物が入ってきたりします。
 子どもたちは元気に虫網を持って敷地内で虫探し。そろそろ何か捕まえることができるかな??
 
たくさんの!?
2022-04-12
今年もこのシーズンがやってきました
施設の山側は竹がたくさんあり、子どもたちは毎年「たけのこ見つけたよ!」「取りに行こう!」と目を輝かせています。
 
今年も危険ではないところに生えているたけのこを収穫。
春の雨のあとにはぐんぐんと成長してくれるたけのこです。
写真は先日ある小学生の男の子と一緒に収穫した写真。
1時間ほどで16本収穫できました。
 
天ぷらや煮物に炊き込みご飯
子どもたちがたけのこをたくさん食べ、たけのこのようにぐんぐんと成長していくことを願っています。
 
令和4(2022)年度も満開な……!?
2022-04-01
 令和4(2022)年も4月になりました。本施設のシンボルである桜の樹々も満開の花を咲かせてくれています。
 本施設は柚木地区の桜の名所!?にもなっており、地域の方々が本施設の桜を見てくださっています。
 
 さて、子どもたちは4/6・4/7頃から学校が始まります。柚木地区の学校は1学年1学級のため、小中学生はクラス替えを知らない子が多く、高校進学後に「不安だ……」と零す子もいます。
 学校では新学期ならではでしょうが、新しい担任の先生方との出会い、新しい教科書への名前書き、クラスでの係決めなどなど、少し緊張したり新たなスタートと気持ちをいれかえたりする子もいるかと思います。
 本施設は”学校”ではなく、どちらかといえば“家庭”に近い存在です。子どもたちが学校から疲れて帰ってきても、少しでも落ち着いた生活環境の中でリフレッシュできるよう、温かく職員が支援していきたいと思っています。
 
 なかなか桜のように“満開”とならないこともあろうかと思いますが、日々の生活の中で小さなことでも”満開”にしていきたいものです。
 今年度も、児童養護施設若竹の家をどうぞよろしくお願いいたします。
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<<社会福祉法人若竹寮>> 〒857-0112 長崎県佐世保市柚木町1848 TEL:0956-46-0500 FAX:0956-46-0501