長崎県佐世保市|児童養護施設|社会福祉法人若竹寮|天心寮|若竹の家

 

たけのこ通信(令和4年度)

 
フォーム
 
「チャボナビ」に登録しました!
2023-02-27
「児童養護施設とは?」とよく学生に質問をしますが、なかなかどのような施設であるか知っていただけていないことがあります。
近年、児童養護施設をはじめとする社会的養護関連施設全体において、認知度を向上させるために様々な取り組みがなされてきています。
 
今回、当施設が登録させていただいた「チャボナビ」は、「令和4年度社会的養護魅力発信等事業」において認定されたNPO法人チャイボラ様が運営されている社会的養護総合情報サイトです。
施設のPR や見学会、就職に関する情報などが掲載されており、全国各地の施設が登録されています。
 
当施設も他の施設に遅れてではありましたが、2022年12月に登録作業を進め、年末にページを公開させていただきました。
当施設のHPに紹介している情報に加え、採用についてはより詳しく掲載させていただいております。
「チャボナビ」には、「社会的養護の基礎知識」のページがあり、社会的養護とは何か、児童養護施設とはどのような施設かなどについても情報が掲載されております。
もしよろしければ、チャボナビを(当施設ページも……)閲覧していただけますと幸いです。
 
また、NPO法人チャイボラ様が主催されている職員向け研修に、当施設職員も参加させていただいております。
少しでも全国600を超える施設と繋がる機会を増やし、より良い支援を展開することができるよう、日々努力を重ねたいと考えております。
 
(リンクを貼り付けておりますので、もしよろしければクリックしてみてください!)
 
大寒波
2023-01-29
2022~2023年の冬は、暖かかったり寒かったり……なかなか身体が付いて行かない日々です。
子どもたちは寒い日でも元気に外で遊んでいます。
 
2023年1月24日~25日にかけては、大寒波が日本列島を襲いました。
当施設も佐世保市のなかでは山間部にあるため、すっかり雪化粧
そんな中でも小学校は休校ではなかったため、雪道を歩いて登校しました。
 
今回の雪は風を伴うものだったため、2枚目の写真のようにコンクリートブロックにも雪模様が。
子どもたちは登校しながら「鳥に見える!」「え、なんかの顔coolじゃない?」と口々に見えるものを発していました。
みなさんはなにに見えますか??
 
 
佐世保南ロータリークラブよりご寄贈いただきました!
2023-01-13
2023年に入り、およそ半月が過ぎようとしています。
今年は世間では行動制限がない年末年始であったこともあり、新型コロナウイルス感染症の第8波がじわじわと押し寄せてきています。
当施設においては日々の感染対策に気を配っておりますが、ウイルスには名前もなく番地もなく、防ぐにも限度があることを日々感じております。
保護者の皆様におかれましては、家族交流時に制限を依頼することもあり、ご苦労・ご面倒をおかけしております。
地域の皆様におかれましても、当施設主催の行事にお招きすることがあまりできず、心苦しく思っております。
 
そんな中、新型コロナウイルス感染症に効果を発揮する3つの機器が施設内に登場しています
よくテレビCMや新聞広告等でも目にする「Airdog」2種(X5s、X3s)と「体温検知顔認証カメラ」を、1/12(木)に佐世保南ロータリークラブ様(会長:宮地学様)よりご寄贈いただきました。
今回ご寄贈いただきました「体温検知顔認証カメラ」は管理棟の玄関の来客者用に、「Airdog」は陽性者や濃厚接触者は発生したホームへ優先的に使用をすることに決まり、早速使用開始いたしました。
特に「Airdog」は、アレルギー性鼻炎や喘息等の症状がある子どもたちにも有効な空気清浄機ですので、施設内の空気が浄化され生活しやすくなるものと思われます。
 
当施設では7つのホーム、1つの一時保護専用施設があります。
できるだけすべてのホームが、快適な生活を送る、そして感染症対策を念入りにできるようにし、今回いただいた機器も含め、大切に使用していきたいと思います(入所しているみなさんも大切に使ってくださいね!)。
 
※佐世保南ロータリークラブ様以外にも、多くの方々にご寄贈・ご寄付をいただきました。
 当施設の運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。
 
2023年は……兎年!
2023-01-01
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、本施設の運営にご協力いただき、ありがとうございました。
 
はやいもので寅年が終わり、2023年の兎年がやってきました。
年末年始の子どもたちは自宅に外泊することができる子もいれば、施設内で過ごす子もおり、さまざまです。
施設で過ごす子どもたちは、施設内で職員と遊んだり、初日の出や初詣に出向いたりとしていました。
家族と交流することが叶わなかったり難しかったりする子もいますが、できる限り職員でサポートしていきます。
 
2023年は兎年……、若竹の家が高く飛びはねるように成長することができるよう、日々養育・支援にあたってまいります。
今年も児童養護施設若竹の家をどうぞよろしくお願いいたします。
 
クリスマス2022
2022-12-24
今年も早いもので残りあと数日。
若竹の家のクリスマスにはたくさんのサンタクロースがやってきてくださりました
 
願いが見事にサンタさんに届いた子もいれば、少し願いとは違った子も。
それでもプレゼントを手にした子どもたちはニコニコと笑顔でしたsmiley
 
 
一昨年、昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染症の影響があり、施設全体・地域の方々を招いてのでのクリスマス会は自粛させていただきました。
子どもたちは「クリスマス会をやりたかった……」「手品覚えたのに……」などと発していましたので、来年こそは……!と願うばかりです。
 
今年も多くの方々にご寄贈・ご寄付をいただきました。
本当にありがとうございました。
2023年も児童養護施設若竹の家をどうぞよろしくお願いいたします。
 
西九州新幹線かもめ!
2022-12-01
2022.9.23のたけのこ通信でも少し話題に触れましたが、佐賀県の武雄温泉駅~本県の長崎駅間に「西九州新幹線」が開業しました。
 
子どもたちのなかには新幹線が好きな子もいるため、普段から乗り物好きな職員と図鑑や写真をよくみています。
開業時にはN700Sかもめがテレビ等で放映されていたので、「乗りたい!」「乗りたい!」と合唱。
絵を描いて「一緒に写真を撮って!」とまで。
 
そんな子らと数年前から乗車の約束をしていたため、コロナ対策を万全にしたうえで、人の少ない時間を選び、西九州新幹線に乗りに行きました。
N700Sかもめが入線する前に、787系や885系、キハ47系が入線すると「これはなに??」「前のかもめやん!」と感動した表情。
いざ、かもめに乗車すると緊張の表情で、音や窓からの景色、立ってみて速度を体感、と思う思う楽しんでいました。
 
なかなか外出の機会もない子らにとって少しでも日々の生活の刺激になれば……と思っています。
 
久しぶりの招待行事!
2022-11-26
11/23(水・祝)の勤労感謝の日に、長崎短期大学より招待を受け、大学生のお兄さん・お姉さんたちと交流してきました。
当施設には幼児~高校生までの子どもたちが生活をしていますが、今回は幼児・小学生を対象に参加させていただきました。
 
子どもたちは約3年ぶりの施設外での招待行事ということもあり、緊張した表情。
さらに、“大学”という普段出入りすることもできない場所だからなおさらです。
 
イベントが始まると、学生代表の方から子どもたち一人ひとりの名前を呼んでいただくと、少し照れた表情で返事をしていました。
今回は保育学科・地域共生学科(食物栄養コース・国際コミュニケーションコース)の2つの学科の学生さんがそれぞれ、幼児向け・小学生向けと別プログラムを用意していただきました。
子どもたちはそれぞれの内容で、お兄さん・お姉さんたちと活動をすることができ、非常にうれしかったようです。
昼食はプログラムの内容からの延長線上で絵本『月ようびはなにたべる?』にでてくるメニューを参考に、食物栄養コースの学生さん・先生方が用意して下さり、みんなで美味しくいただきました。
 
帰りの車中では子どもたちは「また遊びに行きたい!」「ごはんがすごくおいしかった!」とニコニコ笑顔。
また今後もイベントに参加させていただいたり、協賛させていただけると嬉しく思います。
招待いただいた長崎短期大学の方々、ありがとうございました。
 
これは……なんだ?? part4
2022-11-03
普段は子どもたちの作品をご紹介しているこのシリーズ?ですが、今回は施設の周辺に目を向けてみました。
 
小学生の登校時には職員が引率しているのですが、施設を出発して2分ほど経過すると見えてくるのが「でんわ・でんぽう」の看板。
現在、スマートフォンが普及し1人に1台以上の世の中になっているため、子どもたちにとっては“なんで?”と疑問をもつ子もいます。
今から50年ほど前は携帯電話、自宅の固定電話(今はこちらも減ってきているようで……)が普及しておらず、このような看板のあるところで電話をさせていただいたり、電話口で電報をうったりしたようです(詳しいことはNTT西日本「電報150年の歴史を振り返る「電報今昔」」等のページや書籍等で検索してみてください)。
 
子どもたちにとって「電報」はあまりなじみはありませんが、卒業式・入学式などの式典ではまだまだ関係者からの祝電等で掲示されており、見る機会も実はあります。視野を広げてみても、冠婚葬祭での電報使用はまだまだあるようです。
 
現在の日本では、スマートフォンの所持率が上昇、さらにタブレット端末も教育目的で配布されているため、子どもたちにとってはメディアはすぐそばにある存在です。施設の入所児も高校生以上では、様々な条件が整えば携帯電話を所持することもできます。この看板が多く掲げられていた時代からは想像がつかないほどの進歩かもしれません。
私たち職員も、そして子どもたちもこの身近になった機器を正しく活用することができるよう、日々考えていきたいものです。
あわせて、子どもたちには目の前にあるものだけではなく、発展の歴史にも目を向けてもらうことができるようにしていきたいものです。
 
これは……なんだ?? part3
2022-10-09
昨年度より子どもたちの作品を紹介しています。
今回紹介するのは、2歳児が作ったこの作品
 
みなさんは何に見えますか??
その子曰く「カレー」とのこと。
近くにいた職員に「どうぞ~」と作ったカレーをお裾分けしていました。
かわいい場面ですよね。
 
子どもたちは何か遊べるのではとの材料を見つけるとすぐに何かできないかと考えてくれます。
私たち大人には思いつかないものまでも……。
時には「あ、確かにこれは使えるね」と、子どもたちに教えてもらうこともあります。
 
小さなことから大きなことまで、子どもたちと一緒に生活を作り上げていきたいと思っています。
 
 
彼岸花の写真でも……
2022-09-23
日本には“四季”があります。
この時期は彼岸花が施設の土手に顔を出し、赤や白、ときには色が混じったピンク色も施設の雰囲気を明るくしてくれています。
彼岸花には“毒”があるため、子どもたちには触れないようにと注意喚起をしています。
あんなにきれいな花なのに毒があるなんて……驚きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
さて、長崎・佐賀の両県では、9/23に長崎駅~武雄温泉駅まで「西九州新幹線」が開通しました。
本施設がある佐世保市にはあまり新幹線の影響は感じませんが、徐々にコロナ禍ではありますが観光客が戻ってきているようです。
子どもたちとも職員が個別に外出する機会はありますが、なかなかホーム全体として外出する機会はなく、少し寂しい気持ちの子もいます。
新幹線に乗りたいとの希望を話している子もいますので、乗車できる機会ができたらな……と思う今日この頃です。
 
1
<<社会福祉法人若竹寮>> 〒857-0112 長崎県佐世保市柚木町1848 TEL:0956-46-0500 FAX:0956-46-0501